令和元年度 事業報告

令和元年度特定非営利活動に係る事業報告書
(平成31年4月1日より令和2年3月31日まで)

1)展示会事業等

BT キム氏の写真展示会が令和元年6月12日から25日まで、韓国ソウル市で実施された。NPOメンバーから鷹觜義哲氏と理事長の菊池徹氏が4泊5日(6月17日から21日)の応援渡航を実現した。キム氏の写真は、従来の野生動物を主軸とする写真ではなく、ケニア人の表情を活写しており、斬新さにあふれた作品展となった。題名は“FACE”で、幾代にも亘った奴隷狩りの恐怖、今も続く貧困と病苦、白人からの偏見と差別、それらの理不尽さに対する怒りが刻まれたFACEと同時に、黒人女性の美しい微笑みをとらえており、見る人に感動を与えていた。

BTキム氏は、故郷であるDaegu市で令和2年2月18日から29日の間、写真展示会を開催した。前回の“FACE”の主題を、さらに深めた作品群で、題名もKenyan Odysseyとし、好評な滑り出しであった。しかし、この展示会は、不幸にして、新型コロナウイルス発生のため前半終了時で急遽中止となった。

  • The-Face
  • Kenyan Odyssey
2)野島副理事長を中心にした安来節公演等

ダウン症の7歳の子供は野島師範から安来節を学び、自身の殻を破って新しい世界に駆け出しているというニュースが山陰中央新聞の1月8日号に掲載された。この子は人ごみや音を怖がり母親にしがみつきながらも、安来節の三味線の軽快な音が鳴り出すと笊(ざる)を頭にかぶり、腰をかがめて舞台の中央へ。観客に笑顔を振りまき、最後まで踊り切った。3月に石見神楽や民俗芸能の常設舞台である「いわみ文化振興センター」の開館イベントで野島師範とこの子の「桜一座」が安来節(どじょうすくい)を披露することになっている。

  • 桜一座
事業名 事業内容 実施日時 実施場所 従事者の人数 受益対象
BTキム写真展「顔」 FACE 6月12日~25日 韓国ソウル市 5+2=7名 一般市民150名
ホームページ掲載 ソウル訪問記事等 6月17日~21日 韓国ソウル市 3名
安来節公演 安来節指導 8月以降 松江市 2名 多数
3)令和2年度活動予定

韓国も日本も深刻な新型コロナウイルスの脅威に晒されており、企画したイベントの中止や延期を強制された。その影響がどこまで継続するか全くわからないが、BTキム氏も野島師範も中止された展示会や「桜一座」の活動を再開する機会を待っている。

以上